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2015年6月 3日 (水)

辻つま合わせ

世界四大文明と呼ばれているのは、
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明で、
歴史上では、この4大文明が最初に起こり、以降の文明はこの流れを汲むとされている。
その中の一つ、メソポタミア文明は、紀元前3千年以上前に
ティグリス川、ユーフラテス川流域に誕生した文明。
今は、かのイラクの国になっているECG心電圖

 

 

 

この文明を作り出したのはシュメール人で、そこに都市国家が築かれていた。
彼らが使っていたのは楔形文字。
粘土にくさび形の印判の文字を押して記録していた。
それを解読してみると、ほとんどが穀物の出納記録。
さらに、そこから読み解き判断すると、かなりの官僚体質だったことが推測できるという。
というのは、その数字上の記録が正しいというより雪纖瘦
かなりの粉飾をしていた。
ただの生産と保管の出納記録だとすれば、無理に粉飾する必要はない。
「辻つま合わせ」が行なわれていたところから
類推してかなりの官僚体質の国家であると言うことができるという。
「辻つま合わせ」こそが、官僚と言えるようだ。
だけども、官僚なくして進展する国家はない。
官僚には「学」や知識の蓄積があり
さらに「辻つま合わせ」の、とっておきの秘法も駆使できる。
政治を行うには、官僚をうまく使いこなすことが重要という堺屋太一氏の言葉もある。

 

 

 

今日、日本発の世界を駆け巡ったニュースに、
『AIJ、年金2000億円の9割超消失 顧客に虚偽情報か』というのがあった。

 

 

 

民間の投資顧問会社に2000億円の企業年金の運用を任せていたところ、
ほとんど消失してしまっていたというもの。
この会社、運用はうまくいっていると見せかけていたようだが、
実際は、ほとんど運用に失敗し、実質的には、
1割である200億円ほどの残高しか残っていなかったようだ。

 

 

 

民間会社だが、
官僚に弟子入りしても、これほどの「辻つま合わせ」の極意を得ることは難しいだろう。

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