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2015年6月11日 (木)

彼が設計したアーチは

逆転の発想というのがある。
これを言葉として最初に唱えたのは、ロケット博士で知られる。
糸川英夫氏。
その著書『逆転の発想』は、
1974年に発売され、ベストセラーにもなった。

今日、平成24年の「暦」を見ていると、
「今年70歳になったあなた、平均余命は、20年あります」
という表現を見つけた。

平均寿命というのは、もともと、
生まれた人すべてを含んだ平均、という事になる。
当然、若くして亡くなった人も含んでいる。
そこで、
70歳以上生きている人だけを抽出して余命の
平均値を出すと、
90歳以上の計算となるようだ。

70歳になると、あと何年生きれるのだろうかと、
悲観的に将来を考えたりしがちだが、
逆の視点で見ると、
70歳になった人は、平均で、
あと20年生きられるということになる。

世紀の「逆転の発想」の建築家と言えば、
アントニオ・ガウディを挙げることができる。
彼が設計したサグラダファミリアは、
建築をはじめてから100年近くになるが、
まだ建設中。
それでありながら、世界遺産に登録されている。
この、
彼が設計したアーチは、厳密な計算によって設計されたのではなく、
上から錘(おもり)と、こうもり傘を逆さにしたようなもので、
アーチを創り、それを真逆にして、
その曲線を模して設計したとされる。

今日のニュースで、
日本は、観光立国を目指しているようだが、日本全体で、
年間600万人程度の海外からの訪問者数で、
世界30位。
なかなか思うようには、呼び込めていないようだ。

だけども、スペインという国は、
ガウディが、そんなものを創ったおかげで、
バルセロナだけで年間270万人もの観光客を集めているという。

一人の逆転の発想は、
100年後の人をも潤しているようだ。

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